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AIを使った仕事を記録する「TRY LOG」。村民のDMから生まれ、僕も使って直した

紙の週間カレンダーの前日の枠に緑の印を置き、次の枠へ細い糸をつなぐ手

自分で作った「TRY LOG」から、僕自身の記録をCSVに書き出した。開発の記録に、CodexとClaude Codeを選択肢に加えたい、一つの仕事で複数のAIを使ったことも残したい、と書いてあった。

作った本人が使って、不便を感じて、それを自分の機能に記録していたわけです。

TRY LOGは、僕が運営するTRAIMURAで始めた機能です。TRAIMURAは、AIを仕事で使う人が学び、試し、記録を残す少人数の有料コミュニティ。教材を置くだけでなく、仕事で使った後に何を変えるかまで考えられる場所を作っています。

きっかけは、村民から届いたDM

村をもっと活発にしたいという村民の方から、投稿するほどではない小さなAI利用も残せたらどうか、と提案をもらいました。連絡が来たのは、TRAIMURAに追加したDM機能から。DMがこんな形で役立つとは。面白すぎる。

そこで作ったのがTRY LOGです。仕事でAIを使ったら、用途を選んでまず一件残す。何の仕事だったか、どのAIを使ったか、どうだったかは後から書き足せます。毎回きれいな報告文にする必要はありません。

記録を見返して、次に試すことを一つ決める。実際の仕事で試したら、続ける、やり方を変える、やめる、から結果を選ぶ。AIを使った回数を競うためではなく、次の仕事をどう変えるかを考えるための記録です。

振り返りにAIを使いたければ、TRY LOGが用意する文章をコピーして、普段使っているAIに貼り付けられます。TRAIMURAからAIに記録を自動送信する仕組みではありません。

僕の記録から、一つ直した

TRY LOGはWordPressの上で作っています。Claude Codeに触れるモックを作ってもらい、僕が操作する。Codexで実装し、Claude Codeにもレビューしてもらう。画面が動いたら、また僕が触ります。

それでも、実際の仕事で使うと穴が見つかりました。僕は一つの作業でClaude CodeとCodexを行き来するのに、最初は使ったAIを一つしか選べなかった。しかも、この二つは候補に入っていませんでした。

先ほどのCSVに残っていたのは、その時の改善メモです。その後、CodexとClaude Codeを候補に加え、使ったAIを最大四つまで選べるようにしました。テストで動くことと、自分の仕事を滞りなく記録できることは、別の確認が要ります。

CSVには「前進した」だけでなく、「微妙だった」と書いた仕事もあります。たとえば、作ったライティングSkillを試した日に、何を測れば良し悪しを判断できるか決めきれない、と残していました。その時点で答えが出ていなくても、後から課題を見返せる。成功談だけを並べる場所にはしたくありません。

「昨日やったのに」も残せるように

僕は当日なら記録できても、前日の作業を登録しそびれることがあります。昨日やった仕事を今日思い出したとき、入力できなければTRY LOGには残りません。

TRY LOGでは、仕事をした日を今日・昨日・日付から選べます。指定できるのは、今日を含む過去七日分。今回書き出した僕のCSVにも、その日に記入した行と、後から記入した行が両方ありました。記録した日と仕事をした日を分けて残せるので、翌日に思い出しても書き足せます。

本人は自分の記録をCSVで書き出せます。運営者は管理画面から全体の記録や分析用のCSVも書き出せます。他の会員に個人の記録本文は表示されませんが、運営者はサポートとサービス改善のために本文を閲覧・集計・書き出しする場合があります。記録する人が知っておくべき範囲なので、入力画面でも伝えています。

記録を、次の仕事に使えるか

TRY LOGを作っただけで、村民の仕事が楽になったとはまだ言えません。今確かめられたのは、村民のDMから機能が生まれ、僕自身の記録が一つの修正につながったことです。

AIを使った仕事は、翌日には細部を忘れます。何に使ったか。どうだったか。次は何を変えて試すか。まずはその三つを、一行でも残してみる。僕は自分の記録を見返しながら、TRY LOGも直していきます。

TRAIMURAを、教材を受け取って終わる場所にはしたくない。使い、残し、次を試す人が集まる場所として育てていきたいです。

TRY LOGの画面と、AIを複数選べるように直した過程はnoteの記事でも紹介しています。

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