
はじめに:目的は「自分の時間を設計できるようになること」
こんにちは、キングスマンです。今日は少し踏み込んだテーマ。目的は一つ、読む人が自分の時間を設計できるようになること。
ここで言う「死にどき」は自死の話ではありません。人生の“締切”を仮置きして、集中力と選択の質を高めるためのフレームです。
なぜ“締切”を置くと毎日が変わるのか
- 選択がシャープになる:無限のToDoから、今やる数個に絞れる。
- トレードオフを受け入れられる:すべてはできない。だからやらないことが決まる。
- 最善が“今”に集まる:締切があると、判断と行動が今日に落ちる。
締切は“恐怖”ではなく“集中のレール”。自分のための道具です。
僕の設定:60歳=仮の締切(残り8,326日の示唆)
僕は仮に60歳を締切に置いています。ざっくり数えると残り8,326日。
毎日1日ずつ減るカウントを意識すると、「本当にやりたいことは何か」を何度でも見直せます。もちろん60歳以降も元気に活躍する人はたくさんいます。僕にとっての60歳は“やり切る設計の目安”で、そこから先はボーナスステージ。延長戦を自由に楽しむためにも、いまを濃くする位置づけです。
30分で作る「あなたの締切シナリオ」ワーク
紙でもメモアプリでもOK。タイマー30分で一気に。
- 仮の締切を置く
例:60歳/3年後/2028年12月末 など、年齢でも期間でも良い。 - 残りを“週”で見る
ざっくりでOK(1年=52週)。例:3年=約156週。週粒度にすると計画が組みやすい。 - 柱を3つに絞る
仕事/家族/健康/お金/学び…から3つだけ。例:健康・家族・価値発信。 - 13週間=1シーズン(四半期)設計
各柱に目に見える成果物を1つずつ設定。- 健康:週5の朝ランを13週継続(距離ログを残す)
- 家族:月1の濃いイベント(写真+感想1行)
- 価値発信:週1本の発信(読者のアクションを1つ設計)
- やらないことを1つ決める
例:就寝前のSNSスクロールをやめる(読書10分に置換)
ポイント:締切→週→13週→やらないこと。
「削るほど、濃度は上がる」。
人に話しづらいテーマほどAIを“壁打ち相手”に
この手の話を人にすると、称賛や否定など感想が返ってきがち。ほしいのは議論と具体策。
そこでAIです。疲れず、ジャッジせず、要件に沿って返す壁打ち相手になる。専用プロンプトは不要。頭の中をまず全部出す→解釈が違えばその場で訂正→目的を書く、これだけ。
投げ方の例
- 目的/制約/締切/現状案を箇条書きで
- 要約→見出し案→チェックリストの3点セットを依頼
- 仕上げは差分指示(「この段落だけトーンを柔らかく」など)
読書の“循環”実験:あなたに本、贈ります
最近は本をよく読み、読み切った本が積み上がるように。そこで新しい実験。
僕が読了した本(新品/中古混在)を、必要な方に差し上げます。
「こんな知識が欲しい」「こんな課題がある」を一言そえて、コメント/メール/LINEでどうぞ。できる限りいまのあなたに合う本を選んで送ります。
- 品質にバラつきあり(中古含む)。こだわりがなければお気軽に。
- 受け取った本の使い方は自由(メモ書きOK/転送OK/売却OK)。
- できれば読み終えたら次の誰かへ—本が回ると面白い。
依頼テンプレ(コピペOK)
・欲しい知識/解決したい課題:
・いまの状況(ひと言で):
・読みたい分量や好み(軽め/実務寄り/ストーリー系 など):
※在庫やタイミング次第でお待たせすることがあります。まずは気軽に手を挙げてください。
思考を深める5つの問い(返信歓迎)
- 締切を置いたとき、何を手放しますか?(機会損失を選べるか)
- あなたの“濃い体験”は何で測れますか?(人・時間・移動・写真・記録)
- 道具の更新で返ってくる“時間”は何に再投資しますか?
- 健康の最小習慣は?(睡眠/食/運動のうち“1つだけ”)
- 次の13週で絶対に残す“目に見える成果物”は?
今日のまとめ
- 締切は自分のための道具。 行動を“今日”に落とすためのフレーム。
- AIは第2のメモ帳かつ参謀。 まずはAIに相談してみよう。
- 本は時間のショートカット。 適書が1冊あれば、遠回りが減る。
- やらないことを決める勇気。 削るほど、濃度は上がる。
P.S. 我が家のスクリーンタイム再設計
娘の視力が落ちたことを機に、思い切ってiPadを初期化+アクティビティ制限。
結果、タブレット時間が減り、家族時間と学びの時間が増えました。もちろん、制限した僕の時間は減る。でも、これは僕が使うべき時間だと思っています。娘もピアノと歌に時間を当てる決意。
「端末を与えれば自分の時間は増える。けれど、それで本当にいいのか?」と、使い方を再設計しています。怒るどころか受け止めてくれた娘に感謝。その分しっかり還元していきます。