
こんにちは、キングスマンです。
ここ最近、人生の再設計を意識して毎日を回しています。走る/本を読む/メルマガを書く——少しずつを毎日。その延長線上で今日は、「志が高い人と交わる“場”」について。自己啓発で終わらない、仕事が動き、成果が残り、人が育つ場所を、この手でつくります。
なぜ「場」をつくるのか——気分転換ではなく、成果の母体として
やる気を焚きつける場所ではなく、実務が前に進む母体がほしい。
僕が欲しいのは、マスターマインド×現場運用の掛け算です。人が集まり、情報が回り、受発注が自然に生まれていく。協業やジョイント、販売導線のレビュー、AIの運用テンプレ共有——そんな“街”や“村”のようなコミュニティ。そこでは期限が空気のように存在し、各自が小さく速く出荷(ship)し続ける。結果として「何者でもない時間」が減り、履歴として残る成果が増える。これを仕組みで支えるのが「場」です。
100万円という“物差し”を圧縮する——行動が変わる瞬間
数字を置きます。ココナラでは約1年で累計約110万円。楽天ポイントも長年の積み上げで約110万円(10年以上)。つまり、時間をかければ100万円は届く。では、どの時間幅で取りに行くのか。
- 10年で100万円:年10万円、月あたり約8,333円。スキマの積み上げ、低単価の継続が主戦場。
- 1年で100万円:月83,333円。単価を上げ、簡易な仕組みで反復させる段階。
- 1か月で100万円:単月100万円。既存資産の再定義、販売導線の集中化、共同のレバレッジ。
- 1週間で100万円:週100万円。既存顧客への一点突破、再パッケージと前受けが鍵。
同じ100万円でも、期間(期限密度)が変わるとやることが一変します。
例をひとつ。1か月で100万円を狙うなら、
- 単価2万円×50件=100万円 → CVR2%なら必要リード2,500。個人の自然流入だけでは苦しい。
- 単価10万円×10件=100万円 → CVR10%なら必要リード100。共同ウェビナーやリスト連携で現実的に。
- 単価30万円×4件=120万円 → CVR20%なら必要リード20。高信頼の既存関係で勝負。
数式は単純でも、思考は具体になります。〈売上=単価×件数=単価×(リード×CVR)〉。
期限を圧縮すると、自然と単価/到達範囲/CVRのどれを上げるかに目が向きます。これが「期限を置く」ときの設計が変わるという意味です。
コンフォートゾーンから半歩外へ——“楽”の延長に履歴は残らない
目標がないほうが、日常はたしかに楽です。けれど、そのままだとよく分からないまま終わる危険がある。記憶に残り、他者の記憶にも残る人生に寄せたいなら、快適さに小さな負荷を足す必要がある。
だから「場」は自ら飛び込むための踏み台にします。ただし丸腰では行かない。武器=AIを持って行く。
武器=AIは「使う」ではなく「使いこなす」——三工程を設計する
差がつくのはツールの有無ではなく、工程設計です。
設計→実行→検証の各フェーズで、AIに何を、どの形式で、どこまでやらせるかを決める。ここができる人は、スピードも質も跳ね上がる。
- 設計:目的・期限・成果物を三行で言語化(後述のプロンプト)。
- 実行:出た手順をチェックリスト化→テンプレ化して再利用。納品形式も先に決める。
- 検証:結果→改善案→再テストを同じスレッドで回して履歴化。次回の初速が上がる。
三行プロンプト(コピペOK)
① 目的:〇〇を□□までに達成するための最短プロセスを作りたい
② 現状:△△ができておらず、××で詰まっている
③ 制約:今週は合計2時間/予算5,000円/既存素材はこれ(URLや箇条書き)
返ってきた案はその場で差分指示を入れて磨きます。「誰のために」「どの導線で」「何をKPIにするか」を明記すると、AIは一気に参謀になります。
近況——関わり直すと、人生に“厚み”が出る
子どものiPadを全消去してから、関わり方が変わりました。夕食後の時間は全力鬼ごっこ。暗い公園を走り回るのは少しスリリングですが(笑)、人と関わる時間が目に見えて増えた。デジタルデトックスの副産物として、人生の厚みが増している実感があります。
来週は東京へ。6年ぶりに会う出版関係の方もいて、間違いなく化学反応が起きる。人に会うと世界が広がるのは、やはり真実でした。だからこそ、交わる場を形にします。
「場」の設計図(ベータ版の募集予告)
これは率直に言えば売り込みです。ただし、自己啓発で終わらない実務の場にします。
イメージはこうです。週の頭に期限を置き、週末に出荷物を持ち寄る。個人が持つリソース(得意・時間・ネットワーク)を交換可能に見える化。AIの運用テンプレや販売導線のレビューを回し、共同PJを立ち上げる。雰囲気は礼儀正しく、速く、実験的に。街/村のように助け合う。
関心がある方は、返信で四点だけ共有してください。
① 直近3か月で達成したいこと(期限つき)/② 提供できるリソース/③ 欲しい支援/④ 可処分時間(週あたり)と活動可能帯。
これだけで、最初のチーム編成は十分に組めます。
今日の5分タスク——100万円の“期限密度”を自分事に
机にメモを一枚。最初の3分で、10年/1年/1か月/1週間それぞれでの自分の行動を一行ずつ書き出す。次の1分で、上の三行プロンプトを使って最短プロセスをAIに吐き出させる。最後の1分で、返ってきた案から今日の15分タスクをひとつだけ選び、カレンダーに落とす。
これで、あなたの一日は確実に前へ進みます。完璧より着手。着手の数が、やがて履歴の厚みになります。
まとめ——期限を圧縮し、AIを武器に、場で跳ねる
期限を圧縮すると、設計が変わる。快適さに小さな負荷を加えると、記憶に残る人生へ寄っていく。AIは武器。設計→実行→検証の三工程で使いこなせば、個人の努力は共同の成果に拡張される。
「志が高い人が交わる場」を、いま形にします。あなたの期限と武器を持って、半歩だけ外へ。そこで会いましょう。
P.S.
「成長」という言葉を濫用したくはありません。いまの暮らしを静かに続ける選択は尊い。ただ、ふと振り返ったときにこれで良かったと言える確率を少しでも上げたい。ならば、小さな設計変更を今日ひとつ。それを積み重ねられる場所を、これから一緒につくっていきます。